- [所在] 三重県鈴鹿市
- [用途] 専用住宅
- [構造] 鉄筋コンクリート造一部鉄骨造
- [規模] 地上2階建
[面積] 延面積279㎡(約84坪) - [竣工] 2004年
- [施工] 安藤建設
鈴鹿の家
診療所、両親の家、診療所の駐車場を含む広い敷地に建つ住宅である。広すぎるほどの敷地の中で空間が拡散してしまうことが考えられたため、この住宅が占有するスペースを囲い込むことで生活空間に密度を持たせた。家族構成は夫婦と子供2人である。兎に角広い空間がほしいとのクライアントの要望に答え、約50畳で2層吹き抜けという居間・食事スペースを創った。南庭のフラットな芝生のスペースとも視覚的に連動しており、のびやかな空間になっている。この広々とした空間を快適な温熱環境とするために、外断熱工法を採用した。また暖房は、床のコンクリートに温風を送り蓄熱させる床暖房を主体としている。